セルロースファイバー断熱材施工
西区Y様邸にてセルロースファイバー断熱工事が行われました
木質繊維系多機能断熱材セルロースファイバー
無機繊維系断熱材にはない多くの特徴を持っています
多機能の中でも、木質繊維が持つ高い吸放湿効果が、日本の気候風土と木造住宅に合った断熱材と言える理由とは・・・
断熱材吹込み(前)の状態
エアコンや吸気口は事前にスリーブを入れます
これにより施工後、壁に穴を空け気密断熱性能を低下させることはありません
壁に付く、コンセントやスイッチ箇所も事前に処理します
(金物、隙間、配線箇所)
断熱材吹込み(ブローイング)が困難な箇所など
金物や隙間、配線箇所も事前に羊毛やウレタン吹付処理します
(断熱材吹込み後)
吹込み前(下)
吹込み前に比べてパンパンになっているのが分かります
55kg±5kg/㎥の密度で吹き込まれます
この断熱材の優れた吸放湿性が室内を年間快適な湿度に保ち、(内装材、外壁下地材)と合わせることで壁内結露やカビなども解消され構造躯体を健全な状態に保つことができます
一定の温度差で壁内結露の恐れ?!
高温多湿な日本、木造住宅において致命傷になりかねない「壁内結露」!!!
気密性が良く湿気などが壁内に侵入しなくても、壁内で発生してしまった場合は・・・
下記の3セットで壁内結露対策はバッチリ♪
透湿性のある内装材⇔透湿性のある断熱材⇔透湿性のある外壁下地材
(珪藻土)⇔(セルロースファイバー)⇔(ダイライト・モイス)
水蒸気分圧の低いほうに流れます
透湿性のある(断熱材と外壁下地材)で外部通気層を通して湿気を外部にも放出することが可能です
この3セットのうちどれか一つに透湿性がなく湿気を含んでしまったら意味がありません
湿気を含んだ場所で、カビや断熱性能の低下、木材の腐食が進んでしまいます
※特に壁の(中と外)の素材が重要になります
セルロースファイバー断熱材は専門の職人のみが施工する断熱工事の為、一般的は断熱材に比べ、決して安価ではありませんが、健康と構造躯体を末永く守り続けます。