本日お引渡し、中区S様邸。新月材の二世帯住宅
2020年09月26日
本日お引渡しの中区S様邸
天竜ひのきの新月材を使用した二世帯住宅が完成しました
S様がはじめて(ひのきの家)にご来場いただいた際に言われたお言葉
(呼吸する家が理想)です
簡単な言葉ですが、すご~く奥が深い!
木造住宅に関し、勉強熱心なS様が言われたその言葉をお聞きしたとき、大変嬉しくなったのを思い出します
ひのきの家が求める(呼吸)とは
■ 構造材と壁内が自然に呼吸する家
■ 室内で深呼吸ができる家
■ 人も構造材も健康的な家
いずれも第一種換気など、電力に頼り機械で人工的にするものではなく自然な通気と換気で生きている木の家です
ここから、少しマニアックな話になりますが・・・
同じ天竜ひのき(無垢材)でも、様々な違いがあります
(そもそも呼吸を必要とする木か否か)
言い換えれば、呼吸ができる木か、できない木か
(更に強度を増していく木、か今後は低下していく木)で大きく分かれます
1300年の歴史を誇る世界最古の木造建築(法隆寺)にその秘密はあります
(ひのき)だから強いというのは大きな間違い!
産地と樹齢はもちろん、伐採からの工程ですべてが決まります
先人達の知恵が詰まった桧材とは
(ひのき)の伐採時期にも拘った新月材か否か
※(月の満ち欠けによる木の旬の時期)
現地での葉枯らし乾燥工程を経ているか
※(この工程で天然のフェノール成分がつくられます)
木の乾燥工程、人口乾燥か天然乾燥か
※(木の繊維を破壊しません)
木の含水率を計測(天然乾燥)
その他、壁内外の素材と工法にも拘り(呼吸する家)が完成しました♪
今後は引き続き、外構(お庭)工事です