中区Y様邸基礎工事、その② コンクリート打設~脱枠。

配筋、型枠施工が完了し、いよいよコンクリート打設作業

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基礎立ち上がり部分に設置された2本のアンカーボルト

ここには制振装置(MIRAIE)が装着されます。

Y軸に2箇所、X軸に2箇所。計4箇所

新築だからこそ可能になる基礎工事からの地震・余震対策です

 

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今回ご紹介させていただくのは

 

≪基礎一体打≫

 

通行の安全を確保しながら、市街地での作業

 

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基礎外周部から立ち上がりを打設していきます

 

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打設時にバイブレーターで適度な振動を与えます

内部の気泡を除去しコンクリートの密度を高め、骨材が均等に分布した強度の高いコンクリートに。

 

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外周部、立ち上がり、地中梁、最後にベースを施工して「一体打」完了です

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≪基礎一体打、施工説明≫

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通常①を打設、数日後に②を打設します

①と②の堺には継ぎ目ができてしまいます

今回ご紹介させていただいたのは①と②を一度で行う(一体打)

これによりベースと立ち上がり部分の継ぎ目を無くし、浸水シロアリの侵入を防ぎ、強度もUP!

 

通常2度打ちの場合も、意図した「2度打ち」なので決して良くない訳ではありません。

 が!

2度打ちよりも「一体打」のほうが施工精度が高いのは明らかです

 

まだまだ2度打ちが大半を占める戸建住宅ですが、職人さんの知識と経験・技術の融合「基礎一体打」

オススメです

 

養生期間を経て脱枠

ベースと立ち上がり部分の継ぎ目が無いのが見てわかります

「写真は一体打」 

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※※※「2度打ち の場合」の一例※※※

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今後は室内、土間部分の断熱材を施工し上棟に備えます

 

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まもなく上棟に向けての作業が始まります