中区Y様邸基礎工事、その② コンクリート打設~脱枠。
2020年11月24日
配筋、型枠施工が完了し、いよいよコンクリート打設作業
基礎立ち上がり部分に設置された2本のアンカーボルト
ここには制振装置(MIRAIE)が装着されます。
Y軸に2箇所、X軸に2箇所。計4箇所
新築だからこそ可能になる基礎工事からの地震・余震対策です
今回ご紹介させていただくのは
≪基礎一体打≫
通行の安全を確保しながら、市街地での作業
基礎外周部から立ち上がりを打設していきます
打設時にバイブレーターで適度な振動を与えます
内部の気泡を除去しコンクリートの密度を高め、骨材が均等に分布した強度の高いコンクリートに。
外周部、立ち上がり、地中梁、最後にベースを施工して「一体打」完了です
≪基礎一体打、施工説明≫
通常①を打設、数日後に②を打設します
①と②の堺には継ぎ目ができてしまいます
今回ご紹介させていただいたのは①と②を一度で行う(一体打)
これによりベースと立ち上がり部分の継ぎ目を無くし、浸水やシロアリの侵入を防ぎ、強度もUP!
通常2度打ちの場合も、意図した「2度打ち」なので決して良くない訳ではありません。
が!
2度打ちよりも「一体打」のほうが施工精度が高いのは明らかです
まだまだ2度打ちが大半を占める戸建住宅ですが、職人さんの知識と経験・技術の融合「基礎一体打」
オススメです
養生期間を経て脱枠
ベースと立ち上がり部分の継ぎ目が無いのが見てわかります
「写真は一体打」
今後は室内、土間部分の断熱材を施工し上棟に備えます
まもなく上棟に向けての作業が始まります