「窓」 小庇と手すりを施工しました

 2F窓に製作しました、小さな庇(ひさし)と手すり

 

昔は「霜除け」などと呼ばれていました(ひさし)

玄関側に面した「窓」で外観上は家の正面側、家の顔になる部分、ただの「窓」も和モダン風にドレスアップ♪

高耐久の防腐剤で仕上げました

景観上もシャッターを付けたくなかった部分で、防犯ガラスを採用しています

実はこの(小庇)外観上だけでなく優れた機能とメリットが!

 

①夏の暑い日差しを防ぐ

日本の日差しは季節により差し込む角度が変化し「夏」は真上付近から、冬は斜めから差し込みます

箇所により、夏の暑い日差しを遮り、冬の暖かい陽を室内に取り込みます

夏、冬の冷暖房効果もUP

 

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真下から見た感じ

②少々の雨でも窓を解放、換気が可能です

コロナ禍では重宝、大きなメリットですね

手摺はフトン干しにも♪

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②美しい外壁材を汚しません

外壁に黒い汚れが垂れるようについてしまう光景、よく見かけます

これはサッシの上部に溜まった汚れが雨で流れ落ちる!を繰り返してできてしまいます

小庇があれば、雨水がスムーズに流れ汚れが溜まりにくくなります

 


一例

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この他にも、窓周辺のコーキング材などが紫外線や雨水による劣化を低減させることも

 

昔から日本家屋にある、「軒」や「小庇」

霜除け!と呼ばれていた時代はもちろん、今の住宅にも様々なメリットがあります

 

今も尚、見直される「先人の知恵」

昔の人の経験の蓄積によって生まれた優れた知識と技術は宝物ですね