現在、住宅業界だけでなくニュースなどでも話題になっている
「ウッドショック」!!!
木材(輸入材)の供給が減り、価格が上昇してきた!
木材が入らないから工事が着工できない!などという現象が一部住宅メーカーなどで起きてきました。
地元天竜材に特化した(ひのきの家)では、どこか他人事?のように思っていましたが・・・
そうもいかなくなりそうなんです。
輸入材が入荷しないので、「今」を乗り越える為、内地材を使おう
結果、品薄に・・・。
一部の材料だけが揃わない、という現象も現実味を帯びてきました。
この現象(ウッドショック)の理由は様々ありますが、原因の根本は「新型コロナウィルス」
今回の新型コロナウィルスによる社会に与える影響はあまりにも大きく、私たちの生活環境を一変させました。
■ 世界各地でロックダウンによる海運業の混乱、輸送費の高騰
■ おうち時間が増えた
■ 経済回復を見越した株高で余剰金が発生
そして住宅の需要が大幅に増加し木材そのものの価格が高騰
木材の輸入先でもあるアメリカが自国消費の為、輸出を制限。
経済回復をしてきた中国が世界各国から高値で木材を買占め、日本に輸入できない、という現象
世界的な新築住宅ブーム!が要因?
まぁ、ひのきの家では「大幅」な増加はないんですけどね・・・
一時のマスク不足のように短期的に収まれば良いのですが、ある程度長期化との見立てが濃厚?
長期化することも視野に入れて(ひのきの家)でも対策を講じなくてはなりません
どこまで影響を与える?
新型コロナウィルス!!!
袋井市のI様邸新築工事
3月に地盤改良工事を施工して只今、基礎工事中!
平屋住宅なので、とても大きく感じます
立ち上がり部分、コンクリート打設前の状況
太くて長~いアンカーボルトが!
このアンカーボルトに制振装置(MIRAIE)が装着されます
リフォームや新築に対応した制振ダンパーなどもありますが、この制振装置は施工の仕方がまったく異なってきます
基礎+建物(梁)と一体になる為、新築時にしか施工ができません
計4箇所、計算された箇所に収まります
本震後の余震にも備えた地震対策
特に、ここ最近は全国的に地震が頻発しています、いよいよ来るのかな?と、ちょっと心配にもなります。
近い将来、必ずくると言われている南海トラフ!
耐震等級Ⅲ+(制振装置)で震災後も穏やかな生活を守ります
5月には、いよいよ上棟!
お餅投げ~♪
中区Y様邸新築工事
間もなく内装(左官)工事に入るところ、吹き抜け内部にタワー(足場)が設置されました
まだ工事中ですが、吹き抜け窓からの青空が気持ちいい~
すぐ前に家が建っているとは思えない明るさと解放感
小上がり畳スペースの下には大容量の収納も!
窓越しに映る格子もいい感じ♪
LDKから繋がる外庭工事も仕上がりが楽しみです
2F廊下には壁厚を利用した本棚、その先にはカウンターデスクが!・・・?
映っていなかった・・・
今後、搬入される(ひのき)オリジナル建具も必見
打合せにより決定したY様オリジナルデザインで建具職人さんが製作中
世界で1つだけの建具です♪
家の外観やデザインも、まったく同じものはありません
「家」にも愛着が生まれれば、より長持ちします
すべての「物」や「車」も同じですよね
完成が楽しみです
令和3年度国交省グリーン化事業の募集が開始されました
新築住宅、最大の助成金だと思います
新年度早々の4月に始まるのは初めて、とてもいいことです
いままでだと6月頃からの募集、年々様々な手続きがスピーディーになってきました
申請も従来の「紙」から電子申請に!
数多く必要だった印鑑も不要に!
毎年の申請ですが慣れてきた頃に申請方法が変わり、また慣れると変わり、の繰り返しで常にUPデート状態
国交省グリーン化事業評価事務局の皆さんも慣例に流されず、常に改善していく姿勢に惜しまない努力を感じます
令和3年度のグリーン化事業はおおまかに以下の内容になります
≪メインとなる助成金≫
■ 長寿命型 / 100万 +30万 (省エネ強化加算)が可能に!
建築物省エネルギー性能表示制度、BELS認定★★★★★取得
(BEIが0.8以下)の評価を受けた住宅
■ ゼロエネルギー住宅 / 125万
■ 高度省エネ型 / 70万
■ 省エネ改修型 / 50万
≪追加、加算項目≫
以下いずれか1つが加算可能です
■ 三世帯同居型 + 30万
■ 若者・子育て世帯加算 +30万
■ 地域材加算 + 20万
上記助成金は静岡県(最大30万)や浜松市(最大30万)の天竜材助成金との併用も可能です!
最大 220万!(浜松市の場合)
尚、国費が含まれている、グリーン住宅ポイント制度などは重複してしまう為、併用はできません
※住まい給付金は併用可能です
地元の職人が地元の素材を活用し、高耐久の省エネ住宅で受けられる助成金
(ひのきの家)は各種助成金を活用した賢い家づくりを応援します
お気軽にお問合せください
袋井市I様邸の地盤改良工事が行われました
施工前の現場、広い敷地に平屋住宅の計画です
1F面積が大きい為、地盤改良工事もそれなりに大規模に
地盤調査の結果
地盤保証を受けるには要改良工事!と判定されました
今回採用されたのが
「天然砕石パイル工法」
地球環境に優しく、液状化対策にもなります、その他ご説明をさせていただきますと長文になってしまいますので下の資料にて割愛させていただき、現場の様子をご紹介
計画建物の計算された場所に×のマークが
これが全部で46箇所!
これから掘削し天然砕石を圧縮、押し込み、パイル状にします
今回の深さは3.0M
グリグリと押し込んでいきます
ぐり×2
ぐり×2
ぐり×2
一度、設計の深さまで到達すると、今度は砕石を流し込み転圧していきます
写真では伝わりにくいのですが、なかなかの迫力でした
施工後はこんな感じ♪
「天然砕石パイル工法」
(地震対策)+(液状化対策)+(環境汚染対策)
地下水や土壌を汚染することはありません
木材を使用した「環境パイル工法」も行っております
センントを使った一般的な柱状改良などの場合、地中で発がん性のある「六価クロム」が発生する可能性があります
また、2003年に施行された「土壌汚染対策法」では六価クロムなどが発生してしまった場合、土地の所有者が汚染物質の浄化義務を負うこと、としています。
一般住宅では、まず無いと思うのですが・・・
分りませんね
住宅は100年の時代に、土地は代々受け継がれていきます
地盤改良をご検討の際には工法、価格の他、(環境汚染)も仲間に入れていただければと思います