日本は世界トップクラスの(農薬大国)?
1位 中国
2位 韓国?日本?
えっ~!!!って思う人も多いかも
1990年代から世界各国でヒトへの毒性の高い有機リン系の農薬に代わる効率的な殺虫剤として「ネオニコチノイド系」の薬剤が使用され、2000年頃から日本でも大半を占めるようになりました。
それとほぼ同時に世界各国でミツバチ(受粉の媒介者)の大量死が報告されるようになりました
その他、自然の生態系や人(胎児)への影響が懸念され、EUでは2013年頃から「ネオニコチノイド系」の規制を強化、ネオニコチノイド系の3種を禁止、EUとは別にフランスでは全面禁止に、米国も2015年から規制強化などの対策を行っています。
新型コロナ対策で日本政府との違いが際立った韓国も当時同様の措置をとりました
いずれも比較的、最近の出来事です
≪日本は?≫
世界の動きとは逆に規制緩和を進めてきました
ちょっと驚きです
農産物の農薬の残留量ネオニコチノイド系(クロチアニジン)を2015年にホウレンソウは13倍!シュンギクは50倍!に引き上げるなど段階的に緩和
もはや(国産の野菜なら安心・安全)は遠い過去の話のようです
※ 有機栽培(オーガニック)などは別です
私たち消費者がカタチの良いキレイな野菜を求めてしまうのも理由かもしれません
ネオニコチノイド系は
今も多くの住宅の床下や木材・防蟻処理にも使用されています
欧米諸国では白蟻対策に(ホウ酸)が主流に対し日本でははぼ(薬剤処理)
変に納得してしまいます・・・
薬剤処理は5年おきに処理が必要になり人(胎児)へのリスクも・・・
ホウ酸は人体には無害で効果は半永久的に
もはや皆が使用している=大丈夫、安心・安全では成り立たたなくなってしまいます
≪防蟻対策に(ホウ酸)を推奨しています≫
ですが、コレもやはりメリット・デメリットがあります
素材にこだわる方はお問い合わせください
ホウ酸施工事例
≪カタチの良いキレイな野菜を求めるのと同様で≫
■ 木材も見た目がキレイな人口乾燥材が主流に!
住宅で使用される木材(土台や柱)も表面にヒビ(クラック)などがないキレイな木材が求められ、無垢材の場合は伐採後、人工的な高温乾燥を行い極端に含水率を下げて表面(見た目)キレイで狂いのない木材が主流になっています
しかし、その内部では木の繊維は寸断され内部で干割れなどが発生してしまう場合も。
伐採から数日で住宅に使用できる、というメリットもあります
■ 天然乾燥材では
木の繊維の寸断も内部干割れの心配もありません
含水率は人口乾燥に比べやや高め
木の表面にヒビ(クラック)が入ることもあり(見た目)によくない場合も
木は生き続け、進む乾燥により強度も上がります
≪天然乾燥材を推奨しています≫
他にもにもメリット・デメリットはあります
(野菜)と(柱)のお話、少し似ていると思いませんか?
(柱)!と聞いて(鬼滅の刃)を連想しちゃいます
子供の影響・・・?
私だけ・・・?
・・・
・・・
重要なのはそれぞれ選択肢があり、どちらも選択が可能ということ。
どちらも一長一短あります
農薬か有機栽培か?
人口乾燥材か天然乾燥材か?
それぞれを 理解した上での選択はどちらも正解だと思います
家づくりにおいての素材・工法等の選択場面は多数
(ひのきの家)では、そんな家づくりを全力でサポートいたします