「木」で変わる健康と住宅の耐久性
「木」に関します、ちょっとマニアックなお話しです。
予約制にてモデルハウス事務所で開催しています。
新築を建てようとするとき性能や設備はもちろん、耐震性を考慮するお施主様は多いと思います。
求める耐震性とは?
許容応力度計算をして、耐震等級3で安心できるのか?
(人口乾燥材)
卓上の計算が必要なのは当然ですが、肝心要である(構造材)の耐久性が低ければ将来的には不安です。
無垢の木であっても人口乾燥材の木では一般的に、木の強度のピークは新築時(乾燥機から出たあと)です、その後は徐々に木の耐久性(強度)は下がり続けます。
工法や湿気など環境の違いでは更に加速することも・・・
その反面、高温で芯近くまでしっかり乾燥していますので、狂いやクセは無く安定した材料で、誰にでも容易に施工できるメリットはあります。
(月齢伐採木)天然乾燥材
それに比べ(月齢伐採木)はまったく異なります。
伐採の時期(新月期)・葉枯らし乾燥を経て、屋内外での自然乾燥(1年以上)
木の特性の1つでもある天然のフェノール成分(カビや腐朽菌を寄せ付けない)など、木に必要な成分がしっかり含まれており(木)は生きている!というのが大きな違いです。
新築後もまだまだ、ゆっくりと乾燥が進み、更に強度は増していきます。
出荷(化粧前)の檜
無垢の木を活かす施工と工法は、住まい手の健康と家の耐久性に大きく貢献します。
なぜ健康に良いのか?それは(木)を守る透湿性の工法にあります。
前回記事の壁内結露対策とも密接な関係。なかなか文章でのご説明が長文になってしまう為すみません・・・
耐震性と耐久性を高くして、ご家族や生活(財産)を守る!
故郷の木を使い、日本の気候風土に合った家づくりで、高耐震・高耐久・高性能
ご希望があれば予約制にて実際に製材所(水窪町)のご見学も可能です
(家づくり)は(木)から検討してみませんか?
人工乾燥材・月齢伐採木(天然乾燥材)
それぞれに、メリット・デメリットは多々あります。
お気軽にお申込みください。